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沖縄県より「子ども救急ガイドブック500部を提供していただきました
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2010年10月02日
小児救急の危機
現在、県内の小児医療
特に中北部が崩壊危機だという事はご存じですか?
小児科医の当直平均は全国では3.5回/月に対して
中部小児科医は7~9回/月
36時間勤務後に通常勤務が続く・・・という現状です。
一人の小児科医が3~4名分の仕事を強いられていて
昨年より小児科医が減った今、あと一人退職者がでたら
恐らく完全に崩壊するであろうとさえ言われています。
6月にうるま市で開催された「小児医療についての講演会」
その際に実際にあった祝日の紹介がありました。
「日直の時間だけで150人の患者(日当直で180人程度)が受付。
昼食抜き・トイレにさえ行けずに頑張って診療しても
18時までに100人程度しか診療できず。
(その後も20時近くまでは日直が残業して2人体制で診療)
待ち時間が最大4時間となり、看護師が重症患者を優先扱いしているものの
喘息の発作や嘔吐の患者さんを長時間待たせる事態となった」
とありました。
実際、救急受診の割合としては
夜間救急の6-8割が小児、そのうち8-9割が軽症者となっています。
先日、こどもセンターからの資料提出があり
「小児救急外来に走り回れるほど元気な患者があふれている現状を
どうにかしなければ・・・」という現場の声もありました。
このような状況を改善すべく
今回のイベントは県内の小児医療の危機を知ってもらい
コンビニ受診(気軽に救急を利用する)をどう軽減するかも
目的の一つでもあります。
その為には県民が病院側だけに頼るのではなく
一人ひとりが意識・知識を高めていく必要があると感じています。

特に中北部が崩壊危機だという事はご存じですか?
小児科医の当直平均は全国では3.5回/月に対して
中部小児科医は7~9回/月
36時間勤務後に通常勤務が続く・・・という現状です。
一人の小児科医が3~4名分の仕事を強いられていて
昨年より小児科医が減った今、あと一人退職者がでたら
恐らく完全に崩壊するであろうとさえ言われています。
6月にうるま市で開催された「小児医療についての講演会」
その際に実際にあった祝日の紹介がありました。
「日直の時間だけで150人の患者(日当直で180人程度)が受付。
昼食抜き・トイレにさえ行けずに頑張って診療しても
18時までに100人程度しか診療できず。
(その後も20時近くまでは日直が残業して2人体制で診療)
待ち時間が最大4時間となり、看護師が重症患者を優先扱いしているものの
喘息の発作や嘔吐の患者さんを長時間待たせる事態となった」
とありました。
実際、救急受診の割合としては
夜間救急の6-8割が小児、そのうち8-9割が軽症者となっています。
先日、こどもセンターからの資料提出があり
「小児救急外来に走り回れるほど元気な患者があふれている現状を
どうにかしなければ・・・」という現場の声もありました。
このような状況を改善すべく
今回のイベントは県内の小児医療の危機を知ってもらい
コンビニ受診(気軽に救急を利用する)をどう軽減するかも
目的の一つでもあります。
その為には県民が病院側だけに頼るのではなく
一人ひとりが意識・知識を高めていく必要があると感じています。

Posted by dal at 23:31│Comments(1)
│イベント内容
この記事へのコメント
こんにちは。
小児科医の不足は、新聞等で目にしておりましたが、この記事を読んで県内の小児医療の現状を知り驚いています。
イベント開催を応援しております。
小児科医の不足は、新聞等で目にしておりましたが、この記事を読んで県内の小児医療の現状を知り驚いています。
イベント開催を応援しております。
Posted by nkzt at 2010年10月15日 23:44
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